おいしい ふくしま物語

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2013年8月1日

モモ、あの香りと甘さ!

“もも”“モモ”“桃”・・・もうこの単語を聞くだけで、あの芳醇な香りとジュワッと口の中に広がる豊かな甘みが思い浮かんで止まりません。
 
福島県は桃の大生産地。日本全国の生産量の約2割(農林水産省「農林水産統計」:平成24年産)を占めています。
そして、吾妻連峰の麓を走る「フルーツライン」に代表されるように桃の観光果樹園も非常に多いのです。“モモ”はまさに福島県の象徴と言っても過言ではない農産物です。
 

福島県の桃の大きな特徴は、太陽の恵みが余すことなく果実に含まれているところ。
 
産地によっては、桃の外見をよく見せるなどのために果実に袋をかけて栽培する場合もありますが、福島県では無袋栽培が中心。
 
太陽の光をたっぷり当てて、赤みが強く、最大限甘味を引き出したモモを生産するのです。

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また、市場出荷される福島県産のモモのほぼすべてが、「光センサー選果機」という果実を傷めずに形や色付き糖度などを調べることが出来る装置によって選果されるため、
高品質であることが保証された“モモ”だけがみなさんの元に届くのです。

「あかつき」は幻のモモだった?!

福島県で栽培されるモモの代表的品種といえば「あかつき」。
実は「あかつき」は幻のモモとしてみなさんの口に入らない可能性があったことはご存知でしょうか?
 
「あかつき」は試験栽培当初「れ‐13号」という名前でしたが、味は非常に良いものの小玉だったこともあり他の生産地が栽培を断念。

あかつき

そんな中“唯一”あきらめなかったのが福島県だったのです。
 
栽培技術の改善など様々な試行錯誤を積み重ねた結果、大玉化とともに栽培技術を確立。
 
「福島にちなんだ名前」ということで「信夫三山暁まいり」にちなみ現在の「あかつき」の名称で正式に登録されました。

その際月なんと20年余り!福島県民の粘り強さとあくなき探求心が現れるエピソードですね。

様々な品種が織りなすモモのリレー

福島県のモモは「あかつき」だけではありません。7月初旬に早生のはつひめ(福島県オリジナル品種)、日川白鳳からはじまり、続いて下旬には暁星、8月に主力品種のあかつき、8月下旬から9月にかけて晩生の川中島白桃・ゆうぞら等にリレーされていくのですが、実はこれもごく一例。

日川白鳳
ゆうぞら
川中島白桃

黄桃などの極晩生も含めると、なんと7月から10月半ばまで多種多様なモモを楽しむことが出来るのです。
 
その季節・品種ごとに変わる味わい。一度福島のモモの魅力に取りつかれたら、もう後戻りは出来ないかもしれません…

(記事:コッシー情報員)


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