おいしい ふくしま物語

日本なし

2013年9月1日

残暑がいまだ厳しい日々が続きますが、こんな時の一服の清涼剤となるこの季節の果物があります。
それは今日ご紹介する「日本なし」です!

シャリシャリ食感とみずみずしさは、いにしえからの友!

なしの特徴といえば「シャリシャリ」という独特の食感。これはペントザンやリグニンなどから出来た「石細胞」によるもの。
 
溢れんばかりのみずみずしさと清涼感のある食感。
 
この二つが相まって、残暑を乗り切るのに最適な果物として認知されてきたのですね。

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日本において「なし」は、なんと弥生時代から食べられてきたという歴史ある果物。
日本書紀にも記述があり、昔から日本人になじみのある果物なのです。
 
果物王国の福島県ですが、実は「日本なし」も生産量全国6位に入る大産地だということを、皆さんご存知でしたか?(農林水産省「農林水産統計」:平成24年産
 
他の果物同様、福島市など県北地方の生産量が多いですが、県中地方(須賀川市、郡山市など)、浜通り(いわき市、相馬市など)など県内各地で産地が形成されています。

日本なしも旬のリレーでお届けします!

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日本なしは“幸水”“豊水”などの「赤梨」と“二十世紀”に代表される「青梨」がありますが、福島県ではどちらも素晴らしい品質のものが生産されます。

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まず、柔らかい肉質と強い甘みが特徴の“幸水”から出荷がスタート。
 
続いて、甘みとともに程よい酸味が特徴の“豊水”が出始め、青梨の代表格である明治生まれの伝統ある品種“二十世紀”、翻って平成13年登録の次世代品種“あきづき”や、清涼感にあふれる食感と大きく豊満な果形を併せ持つことから名付けられた福島県オリジナル品種“涼豊”など、多種多様な品種がいろどりを添えます。

福島県は大変広い県です。ということは県内各産地の気候風土の特徴が全く違うということです。
そしてそれぞれにバラエティに富んだ品種が生産されているわけですから、その特徴・組み合わせは多種多様。
 
同じ品種で違う地域や、同じ地域で違う品種など、福島のなしの食べ比べを楽しんでいるうちに、残暑を乗り越えるどころか晩秋まで楽しめてしまいますよ!

(記事:コッシー情報員)


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