おいしい ふくしま物語

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2014年12月5日

秋が深まり、冬の到来も感じるこの時期、果物王国福島県で生産のピークを迎えるのが“リンゴ”です。上の写真は“ふじ”という品種で、色がちがうところが蜜の部分です。蜜が入ることでさわやかさに甘みが加わり、バランスのとれたそのおいしさには思わず笑顔がこぼれます。
福島県のリンゴの収穫量は全国5位(平成25年産農林水産統計)。とはいえ、福島県=リンゴというイメージをお持ちの方はもしかするとあまりいらっしゃらないのかもしれません。

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それもそのはず、福島県の主力品種の“ふじ”ですが、以前は贈答用が多く、市場にあまり出回らなかったことから「幻のふじ」と言われた時期があったのです。
福島県のリンゴ産地は他のリンゴ主産県と比較して温暖な地域に位置しています。そのため、秋の成熟期でも落葉が少なく、光合成を十分に行うので、養分を果実に送り込むことができます。

さらに、開花の時期も早く収穫も12月までと、開花から十分に長い期間をかけて生育させ、実を完熟させてから収穫することができるのです。
そのため味が濃厚で、たっぷりと蜜が入るのですね。
 
また、福島県内のリンゴ産地は福島市・伊達市を中心とした県北、須賀川市・石川町を中心とした県中・県南、そして会津と広範囲に分布しています。
ですから、同じ福島県内と言ってもそれぞれの地域の気候・風土・技術によってリンゴの特長が違い、多彩なリンゴが収穫されます。福島県内だけでいろいろな味を楽しめます。

さらに、福島県は四季がはっきりとした地域。そのため、リンゴのシーズンが長く、その時期によってもさまざまな品種を楽しむこともできます。
リンゴの出荷が始まる8月下旬には“つがる”“さんさ”、10月に入ってからは“陽光”“ジョナゴールド”“秋映”、そして11月からはいよいよ“ふじ”の登場。どのリンゴを食べようか、目移りしてしまいそうな充実のラインナップです。
 
豊かな自然と地域性、そして季節に合わせた品種。様々なバリエーションを楽しめる福島のリンゴを是非お楽しみください!

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(記事:コッシー情報員)


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