おいしい ふくしま物語

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2014年12月9日

「リンゴの王様といえば?」この問いに「ふじ」とお答えになる方が多いのではないかと思います。それほど知名度の高い品種ですが、では売り場でよく見かける、“ふじ” と“サンふじ”の違いは御存知ですか?実はこの違いは、「袋をかけて育てるかどうか」によるのです。
 
長らく“ふじ”は果実一つ一つに専用の袋を掛ける「有袋栽培」という方法がとられてきました。これは果実の色づきを均一にし、美しい実をみなさんに提供するための手法です。
かたや、袋を掛けないでおくと、皮の色が若干まばらにみえるようになる一方、たっぷりと太陽の日の光を浴びて芳醇な甘み豊かな実になります。これが“サンふじ”として流通しているものです。(「サンふじ」はJA全農長野の登録商標です。)

福島県は袋をかけない“ふじ”を栽培するにあたって、大変適した地です。福島県はリンゴの産地としては比較的温暖で、冬でも雪が降りはじめる時期が遅く、日照量が確保できる地域です。
そのためリンゴの生育期間を長く取ることができ、太陽の恩恵を最大限受けて完熟した状態まで収穫を待つことができます。太陽の光を受けて、大きく真っ赤に育つふじは、まるで宝石のような美しさです。
福島県の生産者の方のお話では、収穫までの期間を長く持てることで、甘さが出るそうです。完熟収穫できる福島県のリンゴならではの特徴といえますね。

サンふじ

今度は一転して青リンゴをご紹介しましょう。“王林”です。

王林

この“王林”福島県伊達郡桑折町の大槻只之助氏によって育成されたものなのです。
緑色に斑点のついた外見が特徴で香りと甘みが強く酸味が控えめと食味に優れていることはもちろん、貯蔵性が非常に優れており、なんと春先まで出荷されるのです。

たっぷりと太陽の光を浴びた完熟リンゴと甘い青リンゴの“王林”。
ぜひこの冬は福島県のリンゴを食べ比べてみませんか?

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(記事:コッシー情報員)


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