の首都圏つながりコラム

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ふくしまの海産物~漁業復興に向けての取り組み~

2014年4月8日

第6回「今の福島を見に行くモニターツアー」のレポートをお届けします!
 
 
今回は、「ふくしまの海産物~漁業復興に向けての取り組み~」と題して2月13日に行われました。首都圏を中心に参加して下さったみなさんを福島県相馬市にご案内しました。
 
東京駅から出発し、新幹線で福島駅に向かいます。約2時間で到着です。

モニターツアー 集合
モニターツアー

福島駅からは、バスに乗り換え相馬市に出発です!

バスに乗り換え

車内では、福島県農産物流通課の金子課長から福島県産農林水産物の安全・安心の取組みの説明や福島県クイズ、参加者のみなさんの自己紹介などが行われました。初めて福島県にいらっしゃる方もおり、車内から見える雪に歓声が上がりました!

金子課長
雪景色

途中、「まきばのジャージー」さんにて休憩をしました。

まきばのジャージーにて休憩
モニターツアー
モニターツアー

こちらでは、近くの牧場で搾った牛乳で作ったアイスを販売しているため、おやつにいただきました。「濃厚でおいしい!」とみなさんパクパク。
 
 

相馬市に入ると、相馬双葉漁業協同組合の遠藤総務部長がバスに乗り込み、市内の津波被害のお話や、試験操業を行っている松川浦についての説明をいただきました。そして、バスは松川浦大橋へ。

遠藤総務部長
相馬双葉漁協の遠藤部長さん

松川浦大橋は震災以降復興工事関係者以外通行止めになっていますが、今回は特別に許可をいただき、橋の上から被災した当時の状況について、遠藤部長のお話を伺いました。

松川浦大橋
松川浦大橋

橋からは松川浦全体を見渡すことができます。この日は、風が強かったものの天気が良く、きれいな景色を見ることができました。

 
その後は、相馬双葉漁業協同組合松川支所に移動して、座学の時間です。

モニターツアー座学の時間
モニターツアー
モニターツアー

福島県の海産魚介類のモニタリング検査について、そして試験操業の取り組みについてのお話を伺いました。
 
現在福島県では、毎週、150検体程度の魚介類を採取し、ゲルマニウム半導体検出器でモニタリング検査を行っています。膨大な検査を継続的に行った結果(平成25年末現在15,193件)、魚介類ごとの傾向が判明してきたことから、平成25年6月から試験操業がはじまりました。試験操業では、漁協の方々による自主検査も行われており、県のモニタリング検査と共に、二重のチェックが行われています。
(参考:福島県漁連が取り組んでいる試験操業のポータルサイト http://www.jf-net.ne.jp/fsgyoren/siso/sisotop.html
 
試験操業の魚介類は、安全が確認されたもののみが出荷されています。今後も、少しでも多くの種類の魚を水揚げ出来るように安全の確認を着実に行っていくというお話でした。参加者のみなさんからは、今後の取り組みについての質問や、流通に関してなどの質問が相次いで出るなど、真剣なやりとりが沢山ありました。
 
 
座学のあとは、ようやく昼食の時間です!
「たこ八」さんにて、試験操業で水揚げされた海産物を使ったメニューでした。「たこ八」さんは、震災による津波で倒壊し、昨年現地で再開した松川浦漁港のすぐ近くの食事処です。

「たこ八」さんにて昼食
海鮮を使ったメニュー

まだ全ての材料を地元産にすることは難しいですが、お刺身のタコ、唐揚げのニクモチカレイ、とも和えのアンコウ、その他もお米や野菜などが相馬市で採れたものが使われました。

モニターツアー モニターツアー

「たこ八」の店主の小野さんと奥さまがこの日のメニューについてご紹介くださいました。
参加者のみなさんからは、
「地元のものを地元で食べることができて、おいしさが倍増しました。」
「次回は全て相馬沖で採れたものを食べてみたい!」
などの感想をいただきました。
 
お食事のあとは、松川浦漁港や検査施設の見学を行いました。

モニターツアー モニターツアー
モニターツアー
モニターツアー
モニターツアー
モニターツアー

本来であれば、この日は試験操業が行われるはずだったのですが、波が高かったために漁は行われませんでした。松川浦港で行われる水揚げの様子などを、地元漁師である盛幸丸船主 松本浩一さんから伺いました。
 
続いては、「和田観光苺組合」さんでのいちご狩りです!
和田観光苺組合の山中組合長がバスに乗車し、ハウスまでの移動中に、震災の際の津波のお話やハウスの再建のお話をしてくださいました。

和田観光苺組合の山中組合長
いちご狩り
いちご狩りの様子
いちご

ハウス栽培を行っているため、すでにほとんどの苺は赤く色づいていました。
今回いただいたのは、「やよいひめ」と「章姫(あきひめ)」という品種で、どちらも本当に甘く粒の大きなものばかりでした。参加者のみなさんも、コンデンスミルクを付けずに食べた方も多かったようです。

モニターツアー
モニターツアー

ここで相馬市とはお別れです!
再びバスに乗り込み、福島駅に向かいます。
車内では、ツアーの感想も聞こえてきました。
 
「お昼ごはんおいしかったね。」
「ニュースで見るのと、実際に話を聞くのとでは全然ちがうね。」
「相馬の人がいい人ばかりで楽しかった!」
 
この日の福島県内は路面が凍っていたこともあり、急ぎ足での行程になりましたが、参加者のみなさんには楽しんでいただけたようです。
 
福島駅に到着後、福島県からのプレゼント、相馬市で加工された海苔の佃煮や起き上がり小法師を受け取っていただき、みなさんは新幹線に乗って東京へ無事お帰りになりました。
 
ツアーに参加して下さったみなさん、長旅お疲れさまでした。
福島県の漁業は、今後も少しずつ前進していくはずです。そのためには、多くの方の協力と理解が必要になります。
みなさんが遊びに来て、食べて、応援して下さることが私たちの活力に繋がります。
 
また福島県に来て下さるのを楽しみにしています!
ありがとうございました。
 
 
今回のモニターツアーの様子は、動画でもレポートしています。


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