の首都圏つながりコラム

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復興のフロントランナー~川内村の挑戦~

2014年8月29日

第7回目となる今回は、「復興のフロントランナー~川内村の挑戦~」と題して7月31日に実施しました。
 
 
東日本大震災から3年余り。川内村は2012年1月に「帰村宣言」を行い、復興の先駆けとなっています。その川内村へ首都圏に住む親子のみなさんをご招待しました。

晴天の中、大宮駅からバスに乗り川内村へ向けて出発です!
 
バス車内ではこれから向かう川内村のパンフレットが配られ、県職員から村の紹介をしました。 
バスに乗ってから約5時間、川内村に到着しました!
まずは村役場で、今回川内村を案内してくださる川内村復興対策課の秋元課長にご乗車いただきました。

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秋元課長ご案内のもと、川内村の学校や観光施設、稲作風景などをバスから見学。現在の帰村状況や取組みについて説明いただきました。
帰村の状況はまだ思わしくない部分はあるものの、村民のみなさんが頑張っていらっしゃるお話に、参加されたみなさんは真剣に聞き入っていました。また、雇用の場をつくるなど新たな取組みを行って、新しく村に来る人も増やしていきたい、という秋元課長の前向きな力強い言葉に心を打たれました。

秋元課長のお話をうかがいながら、バスが目指したのは「いわなの郷」です!
いわなの郷ではみなさんお待ちかねのいわな釣りとその調理(さばき〜塩振り〜焼き)を体験して、実際に召し上がっていただきます。
 
到着すると早速、きゅうりとなすのお漬物が配られて、お子さんたちも大喜び!

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この日は天候に恵まれ、日差しが強く気温も高かったので、冷たいお漬物で一気にクールダウン。
ひんやりとしておいしかったです!
みずみずしいきゅうりとなすでひとごこちついたところで、福島県農産物流通課金子課長より歓迎のご挨拶と県産農林水産物の安全・安心の取組みについて説明しました。

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そして、いよいよ待ちに待ったいわな釣りの時間です!
いわなは一人一匹ずつ釣っていただき、それをさばいて串に刺し、塩を振っていただきます。火を使うところはいわなの郷のスタッフに焼いてもらいます。
 
まずは、いわなを釣らなくては始まりません。
「釣りは初めて」と言う方も多かったのですが、みなさんお上手でした。
釣り上げた後に、いわなを針から取るところは苦戦しているご家族もいらっしゃいましたが、そこは釣り名人のスタッフがお手伝い。皆さん楽しそうな歓声をあげていました。

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釣った後はいわなをさばく作業です。
普段、魚をさわる機会が少ないお子さんたちはちゃんとさばけるのかなと少々心配でしたが、最初は怖いと言っておそるおそるいわなをつかんでいたお子さんが、一匹さばくと「もっとやりたい!」。スタッフの心配はどこへやら。

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さばいたいわなは串に刺し、塩を振って焼きます。ここでは「塩ふり名人」の登場です。

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自分達で釣ったいわな、川内村でとれたお米、川内高原農産物栽培工場・株式会社KiMiDoRiさんで栽培した野菜のサラダ、いわなの郷でつくられているお味噌を使ったお味噌汁というメニューで昼食です!

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「自分たちで釣ってさばいて焼いたいわなはとってもおいしい!」とみなさん楽しそう。

今回の昼食で用意したお米を作っている、秋元美誉さんにも来ていただき、合鴨と共存した米作りについてお話しいただきました。

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おなかいっぱいになったら、しばしの間自由行動です!
川で遊んだり、虫を捕まえたり、お子さんたちは自然豊かな川内村を満喫していました。

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いわなの郷での釣り体験・昼食を終え、バスは高山食品検査場へ向かいました。
川内村では検査施設を4ヶ所開設していて、今回訪問した施設はゲルマニウム検査機器1台、シンチレーション検査機器3台が設置されています。
ここでは機器の見学と自主検査の取組みについて説明を受けました。

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熱心に説明を聞き、検査機械をのぞき込んでいる方もいらっしゃいました。
 
続いて向かったのは川内高原農産物栽培工場・株式会社KiMiDoRiです。
この工場は最新の完全人工光型水耕栽培を導入する完全密封型野菜工場です。
氷点下の厳冬期にも対応でき、年間を通してリーフレタスなどの葉菜類を栽培しています。

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こちらには、植物工場といちごの高設栽培施設があり、代表取締役の早川さんと農学博士の兼子さんに案内していただきました。

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「何故この色の光なの?」「ここならいちごが一年中食べられるの?」などお子さんたちからたくさんの質問がありました。

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丁寧な説明を受けた後は、葉をかきわけていちご探し。赤くてかわいらしいいちごを見つけるとうれしくなります。
 
見学中、すこし雨が降って心配しましたが、大きくは崩れず一安心。
 
 
バスは最終目的地であるかわうちの湯に向けて出発です!

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かわうちの湯は八角形をした斬新なデザインの温泉棟で、お湯はアルカリ度が高く、肌がツルツルになることから「美人の湯」とも言われています。
 
参加者のみなさんはお風呂に入ったり、大広間でくつろいだり、思い思いに過ごしていました。

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お風呂からあがるとお別れ会です。
最後に県職員と村役場から参加者のみなさんに、お礼の挨拶とお土産のプレゼントです。

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県からは、ふくしまイレブンてぬぐい、起き上がり小法師のストラップなど。川内村からは、モリアオガエルグッズ(ストラップ2種、マグネット、缶バッジ)、昼食でいただいた秋元美誉さんのお米がプレゼントされました。
 
モリアオガエルグッズはとてもリアルで、
大人はびっくり!お子さんたちは大喜びでした。

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※写真はモリアオガエルマグネット

 
今回のツアーも最後まで笑顔が絶えないすばらしいものとなりました。
 
そして再びバスに乗り大宮駅へ。
 
参加者のみなさん、長旅ほんとうにお疲れ様でした。
みなさんからは、「自分で釣ったいわなをさばいて食べたのが楽しかった!」
「しっかり検査しているのがわかって安心した。」
「思っていたより細かく検査していて大変そうだと思った。」
「緑豊かで、のどかな風景に癒された。また来たい!」
などのお言葉をいただきました。川内村でのツアーを満喫し、安全・安心の取組みについても理解を深めていただけました。
 
今回のツアーでは、未来を担うお子さんにも今の福島を見て感じていただけたと感じております。
今回このツアーに参加して感じたことを、色々な形で周囲の方に伝えていただきたいと思います。
このレポートをご覧のみなさんも、自然豊かで楽しい体験のできる川内村にぜひお越しください!
 
 
今回のモニターツアーの様子は、動画でもレポートしています。


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