おいしい ふくしま物語

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2015年12月25日

落葉がすすみ秋から冬への気配が色濃くなってきました。みなさん風邪など召されていませんか?こんな季節の変わり目には、ビタミン・ミネラルが豊富で、そして何より美味しい果物がおすすめ!特にこの時期におすすめなのはリンゴです!

「An apple a day keeps the doctor away.(一日一個のリンゴは医者を遠ざける)」と英語のことわざにあるように、リンゴには様々な栄養素が含まれています。
たとえばペクチン。これは水溶性の食物繊維で、胃腸の調子を整え消化を促進してくれる作用があります。
またナトリウム(塩分)を体外に排出する作用があるカリウムも多く含まれており、高血圧の予防に効果が期待されています。

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最近注目されているのが皮や皮のすぐ下に多く含まれているポリフェノール。活性酸素の過剰な働きを抑える抗酸化作用が期待されています。
 
このように素晴らしい効能が期待できるリンゴ。もちろんその美味しさもたまらないですよね。
 
くだもの大国福島県はリンゴも生産が盛んです。

 
今回は福島県のリンゴの魅力を福島市飯坂町の若手果樹生産者である「果樹園きつない」の橘内義知さんにお話を伺いました。
 
お盆前の高温、そしてその後の長雨と低温。10月に入っての強風と厳しい気候下での生産となった今シーズン、リンゴの出来栄えはいかほどでしょう。

「春からの高温、干ばつで平年よりは小玉ですが、その分濃厚な味わいです。ただ、10月1日と8日の低気圧による強風で市内あちこちにおいて果実の落下も発生しました。ここまで育ってきたりんごが落とされてしまうのは悲しいですが、自然の力は仕方がありません。残ったりんごには最大限の愛情を注いで、皆様にお届けしたいと思います。」
 
天候に左右される農業の厳しさを垣間見るお話ですが、その農業にかける情熱もひしひしと伝わってきます。

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そのような情熱と熟練の技術によって育まれた福島県のリンゴ。
福島県のリンゴの特長はというと、
 
「なんといってもその味です。甘さもさることながら、深いコクのある味わいは一度食べたら癖になります。気温の条件でいえば、実は福島県がりんごの適地だと思います。夏の太陽の光を葉がしっかりと受けて、秋冬の冷たい風を実があびて、おいしいリンゴが出来上がります。この地でしか出せないおいしさがあります。」
 
フルーツといえば“甘さ”がクローズアップされますが、コクもまた美味しさの大切な要因と伺いました。味覚の奥深さを福島県のリンゴは教えてくれますね。
 
サクランボ・モモ・リンゴと生産されている橘内さん。震災前と震災後、果樹生産を行う上での意識の違いとして

「震災後は今まで以上に受け手の気持ちを意識するようになりました。同時に、農作物の安全のための様々な取り組みをしていく中で、作る品物と自分自身に自信が持てるようになりました。色々な注目のされ方をした福島ですが、これまで築いてきたくだもの王国という地位を取り戻す闘いはまだ続いています。果樹だけじゃない、野菜、肉、お米、魚、おいしいものがたくさんある福島県。そのイメージを語るうえで農水産業界が背負っている責任は大きいと思います。応援して下さる多くの方々の期待に応えられるよう、これからも頑張っていきたいと思います。」

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ふくしま土壌ネットワーク 副代表も務めていらっしゃる橘内さん。安全確保にとどまらず、新しい価値を生み出すべく想いを行動に移していらっしゃいます。
(桃の力プロジェクト http://momonochikara.net/
 
震災という大きな困難に立ち向かったからこそさらに輝きを増すべく邁進している福島の農林水産業。それを体現してくれているのが、雨にも風にも負けず豊に実り続ける福島県のリンゴなのかも知れません。
 
 
果樹園 きつない
【住所】〒960-0221 福島県福島市飯坂町東湯野字上町16
【TEL】024-542-0764
【FAX】024-542-0815

(記事:コッシー情報員)


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