浜中会津 産地のふくしまプライド。

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会津

豊富なメニューで雑穀のおいしさを発信。(西会津町)

2016年6月6日

日本雑穀協会では、雑穀を「日本人が主食以外に利用している穀物の総称」と定義しています。一般的には、米、麦、トウモロコシを除くヒエ、アワ、キビ等を総称して雑穀といいます。
 
昭和初期頃までは普段の食事でもよく食べられていたようですが、その後の食生活の変化にともない流通そのものが減少してしまいました。
しかし、最近は食生活が見直され始め、雑穀の豊富な栄養価が注目されるようになってきました。
とはいえ、私の中で雑穀といえば、お米に混ぜて炊くか、粟饅頭くらいでした。
 
西会津町に雑穀料理が食べられるお店、「雑穀食堂」さんの存在を知り、早速おじゃましました。
「雑穀食堂」は浅野さんと阪下さんのお2人が始めたお店です。
7年前に山都町に移住し、雑穀作りをされてきた浅野さんと、4年前に西会津町へ移住された阪下さんが出会い、栽培と料理を浅野さんが担当、プロデュースと広報活動は阪下さんという受け持ちで運営されています。
 
「雑穀食堂」さんでは、雑穀の普及を目指し、自家栽培の雑穀を使っています。

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メニューは月替わり
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こちらで使用している雑穀の種類は多く、ヒエ、シコクビエ、タカキビ、モチキビ、モチアワ、アワ、アマランサス等、8~9種類にもなります。

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シコクビエ
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タカキビ
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アマランサス

メニューはとても豊富で、その味は私が想像していたものとは全く違った美味しさです。
モチキビとニラの炒めものは、味付けがシンプルに醤油だけ、モチキビの粘りがニラと絶妙に絡み歯触りと舌触りがとても美味しいです。
タカキビはひき肉のような食感で巻き餃子の種にぴったりです。
アマランサスとジャガイモのサラダはプチプチとした食感と香りが楽しめます。
その他、モチキビのクリームコロッケなどのメニューが月替わりで提供されています。

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モチキビとニラ炒め
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タカキビの巻餃子
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アマランサスとジャガイモのサラダ

料理に使用されている食材は全て植物性で、油は手絞りの菜種油、その他の調味料も無添加の物を使用していらっしゃいます。
 
浅野さんの雑穀畑を見学させていただきました。
 
空へ向かって高く伸びたタカキビや鮮やかな色のアマランサスなどが実っていました。
肥料も農薬も必要とせずに、逞しく育つ雑穀に強いエネルギーを感じました。
 
冷害や乾燥など厳しい気象状況の中でも強く育つということで、遊休地の利用にも向いている作物なのだそうです。

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雑穀の調理は手間がかかるのではないかというイメージでしたが、基本的には「蒸す」という下準備さえすれば、いろいろな料理に手軽に取り入れることができるとのことでした。
 
私もビタミンや食物繊維が豊富に含まれた雑穀を普段の食事にどんどん取り入れたい!と思いました。
雑穀のコクのある美味しさと、独特の食感にすっかり魅せられてしまいました。

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阪下昭二郎さん
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浅野健児さん

今回お伺いした場所

雑穀食堂

【住所】福島県西会津町野沢原町乙2161-5 西会津ごっつぉ蔵
【TEL】080-5711-4167(阪下)・090-6492-7147(浅野)
【営業】毎週日曜日営業 11:30~21:00(ラストオーダー19:30)
    冬期間(12~3月)休業 

あおい情報員 【会津担当】

会津

  • 豊富なメニューで雑穀のおいしさを発信。(西会津町)
  • 2016年6月6日 月曜日
  • あおい情報員 【会津担当】
  • 魅力の宝庫、会津暮らしを満喫しています。

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