浜中会津 産地のふくしまプライド。

中通り

2017年3月31日

「真っ赤に熟した1番おいしいいちごを食べて欲しい。」
と完熟いちごのみを収穫販売し、そのおいしさが口コミで話題の須賀川市にあるおざわ農園さんを訪ねました。
お話を伺ったのは小沢充博さんと奥様の江里子さん。

昭和48年に露地栽培を開始、現在は広さ45アールのハウスで、とちおとめを栽培しています。
完熟いちごがおいしいのは生産者なら誰でも知っていることですが、流通にのせるのは難しいそうです。
充博さんは子供の頃、遊びに来た友達に完熟したおいしそうないちごを選んでご馳走した時の喜んでくれた顔が忘れられないとおっしゃいます。
その時の記憶がずっと残り、完熟いちごを直接お客様の顔を見ながら販売されているそうです。

いちごをご馳走になりました。
張りがあるのに柔らかくて、溶けてなくなってしまうようなとろりとした食感。
酸味があまりなくとても甘くて瑞々しく、その甘い香りは強さの中にも品があります。
以前、悪天候が続き納得いく出来にならず、せっかく買っていただいたのに味がのせられなかったことがありました。
ちょうどその時のお客様が入院している母に食べて欲しいと買って行かれたそうです。その後、お客様のお母様にお会い出来ず、「もしかしたらあの時のいちごが最後のいちごだったのかもしれない。」と今でも悔やみ、
「どんな時でも気を抜くことは出来ない。」と誓ったそうです。
良い環境づくりをハウスの中で再現し、そして安定して供給していくために、温度・湿度・地温・炭酸ガス濃度、積算温度や日没と日の出と日の高さなどを測るセンサーがあると知り導入。
センサーを利用しデータを取り、もっと良い管理方法があれば生産者の仲間同士で情報の共有をしながらみんなで良いいちごが作れれば、と考えていらっしゃるそうです。

現在は収穫最盛期の忙しい時期は、収穫と選別、お客様への販売や電話応対、配送の受付などをほぼ2人でこなし、収穫が始まってから1日も休まず寝る時間もないほどなのだとか。
小沢さんのいちごはイベントに出店すると即完売。私が取材に伺ったマルシェでも販売開始後すぐに完売していました。
今回の取材中もひっきりなしにお客様が訪れ、みなさんと楽しそうに話すお姿に、小沢さんご夫婦のお人柄がしのばれます。
週1回買いに来られる常連さんも多く、
「そういうお客様がいてくれるから励みになり、もっともっとおいしいものを作ろうと気合いが入ります!」と充博さん。

小学5年生の駿介くんも一緒に。
「来てくれるお客様の笑顔を思いながらいちごを作り、直接売っていくことの大切さを感じます。」

おざわ農園さんでは12月~5月頃までいちごが販売されています。
鼻腔に広がる甘い香りと口いっぱいに広がる甘みを感じてみてはいかがでしょうか?

今回お伺いした場所

おざわ農園

【住所】福島県須賀川市前田川広町69
【TEL/FAX】0248-76-7495
【定休日】不定休
【営業時間】商品が無くなってしまう場合がありますのでお問い合わせください。

ウニッコ情報員 【中通り担当】

中通り

  • 完熟したいちごをお客様の手元に届けたい。(須賀川市)
  • 2017年3月31日 金曜日
  • ウニッコ情報員 【中通り担当】
  • 娘2人の母です。福島市在住です。

↑